妊婦さんの栄養
  分娩予定日と母体の変化 妊娠中毒症について 妊娠貧血について つわりと悪阻の対策 妊婦さんの食事の目安 10か条 育児金について 相互リンク  


月経が28日周期で順調にくる場合、最後に月経があったときの初日から数えて
280日目が
分娩予定日です。
これは、あくまで目安ですので、産婦人科で確認してください。
妊娠初期から、5ヶ月までが
妊娠前半期。6ヶ月以降が、妊娠後半期です。

 


時期 母体の変化
妊娠前半期
1 2 3 4 5
乳頭・乳輪・外陰部が黒くなる
つわりがみられる
妊娠後半期
6 7 8 9
10
妊娠線が出る
外陰部・下肢に静脈のふくれができる
子宮が大きくなるので、胃が圧迫され腸壁が弛緩して便秘になりやすくなる

妊娠期全般での母体の変化&注意すること

@カルシウムの需要が増えるので十分に補給をしましょう。
不足すると自分がむし歯になるだけでなく、赤ちゃんの生歯が遅れたり、
将来、歯の疾患になりやすくなると言われています。

A子宮からの圧迫によって尿路感染症にかかりやすくなるため、清潔にしましょう。

B妊娠中は血液量が増えます。
ところが、鉄分が胎児へ優先的に使われるためヘモグロビン(鉄色素。赤血球の成分で酸素を運ぶ役割をしている)の数が減り、貧血をおこしやすくなります。
積極的に鉄分をとりましょう。

C一般に、妊娠10ヶ月間で7〜8kg体重が増加します。
が、太りすぎは、禁物。
肥満妊娠中毒症になる原因のひとつだからです。
特に、7ヶ月頃の体重増加は、1週間で400g以上にならないようにしましょう。

Dタバコを吸うと、ニコチンの働きによって血管が収縮し、胎児へ栄養や酸素が十分に届かなくなります。 知能障害、運動障害を引き起こすことにもなるため、絶対にやめましょう。

Eお酒を飲むと、胎児性アルコール障害になるおそれがあります。
また、知能障害、運動障害を引き起こすことにもなるため、絶対にやめましょう。

Fコーヒー/紅茶/お茶には、タンニンが含まれます。
鉄分の吸収を阻害するので食前食後30分は、ひかえるとよいでしょう。
また、カフェインは、生理作用が比較的強いので胎児どころか、
小学生でもあまり飲まないほうがいいものです。
飲みすぎないように注意しましょう。

G妊娠2〜4ヶ月にを服用すると最も危険だと言われています。
それ以前それ以降でも、薬を飲むときは、絶対に医師の診断を仰ぎましょう。

Hサプリメント(栄養補助剤)を飲むよりも、食事から摂取しましょう。
ビタミンAは、不足すると胎児の発育に悪影響を及ぼしますが、取りすぎると催奇性があるものだといわれています。
厚生労働省では、上限許容量を5000IUとしていますが、
ビタミンA、D、E、Kは、脂溶性ビタミンといって、尿中に溶けて排泄されずに蓄積されてしまうため、 サプリメントを飲む場合は、十分に気をつけなければいけません。


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